自家焙煎スペシャルティコーヒー専門店ROCOCO(ロココ)
スタッフ肥田です‼︎
先日、ジャパンバリスタチャンピオンシップに出場してきました‼︎
10分間でエスプレッソ4杯とミルクビバレッジ4杯を提供しその中で、
テイストやプレゼンテーション・思いなども表現していく大会です‼︎
今回は以前ロココでもエスプレッソメニューで使用していた、
ニカラグア・カサブランカ農園のパカマラ種のコーヒーで挑みました‼︎
ダブルファーメンテーション(2段階発酵)というカサブランカ農園独自の
精製処理をすることによって素晴らしい甘さが特徴のコーヒーです。
このコーヒーと向かい合う中で特に苦戦したのが
エスプレッソの質感とアフターテイスト(後味)でした。
カサブランカのパカマラ種のコーヒー魅力の甘さを引き出すには質感が必要不可欠なのですが、
焙煎や焙煎日からの日数やバルブパックからの開封時間などもコントロールをすることによって
何とかイメージする甘さに近づけることができました‼︎
アフターテイストも同じ焙煎した豆でも5日目の時には心地よくても、
8日目になるといきなりエグさが出てきたり・・・
もちろん条件が変わればテイストが変わるのは当然なのですが、
毎日色々な検証をして同じコーヒー豆でも変化の幅に頭を抱える毎日でした(^_^;)
過剰にアフターテイストを意識するようになり、口にする全てのエスプレッソが苦く感じた時期も・・・
そんなカサブランカも店長の焙煎と擦り合わせしていく中で、
もうここまでしてテイストが気にくわないなら豆変えるか⁇
とまで言われるくらい悩んでいたのですが・・・
7月に入って焦ってる中、
しっかりとした甘さと心地よいアフターテイストのエスプレッソが抽出できました‼︎
そこからは毎日準備からの競技の通し練習でした。
当日を迎えるまでにも、お店のスタッフにも練習に付き合ってもらったり、
店長にも豆を焙煎してもらったり、色々な方々に相談のって頂いたたり、
会場までも車出してもらったり、沢山の方々の協力のもと予選当日を迎えたのですが・・・・
準備時間の直前に豆をこぼして手が塞がってる時にも色々な人が駆けつけてくれて手伝ってもら
いながら、本当に終始ずっと色々な人に支えてもらってるんだなと思いながら、
準備・競技に入りました‼︎
7分半ぐらいまでは順調な流れでしたが・・・
ミルクビバレッジの2杯目に少しハプニングがありましたが、
何とか競技を10分5秒ぐらいで終えれました(^_^;)
競技内容としては少し悔いの残る内容とはなりましたが、
今回この大会に出るにあたって色々と思いなおすことが多かったです。
たった10分間しかない競技ですが、当日までの準備期間にも色々な支えがあって、
当日も運営スタッフの方々やボランティアの方々・審査員の方々がいて、
もちろんサポートの支えがあって、
あの10分間の競技を不自由なく過ごせたんだなと心底思いました。
競技でもあれだけの支えがあって過ごしているということは、
きっと日常や通常営業でもまだまだ気がついてない支えがあって、
日々を過ごしているんだろうなと感じました。
以前受けたセミナーでも大会で勝ち上がるには使命感が必要という内容もあったのですが、
今回感じた内容からきっと使命感が生まれてくるような気がしました‼︎
カサブランカ農園の豆に向かい合った約1カ月でしたが、
もっとしっかり色々な豆に向かい合いたいと思いました‼︎
この短期間で詰め込んだ内容をもっと日常から意識すれば、
もっと美味しいコーヒーをお店でも提供できるし、
大会にももっと新しい発想をもっていけるだろうなと感じました‼︎
まだまだ未熟者ですが、挫けずにまた日々コツコツと頑張りますますので、
今後ともよろしくお願いします‼︎
Specialty coffee,better everyday!!
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